漫画「みえるひと」は過去に「週刊少年ジャンプ」で2005年から2006年に連載されていた作品です。
全7巻で連載が終了しているため、「打ち切りだったのではないか?」「綺麗に完結していないのではないか?」と言うことも併せて、気になっているのではないでしょうか?
そこで、今回は漫画「みえるひと」について紹介していきます。
この記事をご覧になることで、「みえるひと」について知ることが出来ますので、是非ご覧になっていってください。
※公式X(旧Twitter)などが存在していないため、アフィリエイトリンクを画像代わりに使用していますが、予めご了承ください。
みえるひとってどんな漫画なのか?
「みえるひと」がどんな漫画なのか紹介していきます。
「PSYЯEN」の作者でもある岩代 俊明先生!
「みえるひと」の作者は「PSYЯEN」の作者でも知られている岩代 俊明先生です。
「みえるひと」連載当時の岩代先生のアシスタントとして、後に「べるぜバブ」を連載し有名になる田村 隆平先生が参加しています。
また、「PSYЯEN」連載当時、田村先生の「べるぜバブ」1巻にコラボ企画としてイラストを寄稿しています。
霊とのバトルを描いたファンタジー漫画!
漫画「みえるひと」は、霊とのバトルを描いた王道ファンタジー漫画です。
主人公の「明神」の周辺で起こっている霊の問題を解決していくうちに、案内屋と霊との大きなバトルに巻き込まれていくというものになっています。
巻数は少ないものの、濃密なバトルが多く、味方陣営のキャラクターは一通り活躍しているため、楽しく読める作品になっています。
みえるひと | 打ち切りだったのか?
漫画「みえるひと」が打ち切りだったのか、考察していきます。
打ち切られた可能性が高い
結論から言いますと、打ち切られた可能性は高いと考えられます。
ですが、最終巻に特別編として一話追加で掲載されていたり、最終回の7週前にセンターカラーを担当したりしていました。
これらのことから、単純な打ち切りではなく、編集さん等と相談した結果、綺麗に終われるタイミングだったので、終了させた可能性もあります。
連載当時の連載陣が強すぎた
「みえるひと」の連載が終了したとして考えられる要因として、掲載順位が低かったことが考えられます。
サイト「ジャジャン研」さんを参考にすると、平均掲載順位は15.95です。
掲載順位だけ見ると低く見えるかもしれませんが、当時の連載陣は「ONE PIECE」や「NARUTO -ナルト-」、「BLEACH」が看板漫画として活躍していました。
また、「アイシールド21」や「銀魂」、「テニスの王子様」、「DEATH NOTE」など現在でも有名な作品が連載されていました。
そのため、「みえるひと」が面白くなかったのではなく、当時の連載陣があまりにも強すぎたのだと考えらます。
みえるひと | おすすめポイントは?
漫画「みえるひと」のおすすめポイントを紹介していきます。
設定が作りこまれている!
「みえるひと」は妖怪とのバトルを描いた王道ファンタジー漫画ですが、設定が作りこまれています。
例えば、作中に登場する妖怪には「陽魂」と「陰魄」に分けられていたりします。
作中に登場する設定の一部は大まかに説明すると下記の通りです。
案内屋 | 霊の成仏や交渉役であり、霊戦闘のエキスパート。 除霊師の上に位置し、霊に対して触れることが可能。 霊との戦闘時には、「梵術」を駆使して戦う。 「陰魄」を分解して大気に還すことが可能。 |
陽魂 | 生前にやり残した事や願いが理由でこの世に留まっている霊のこと。 基本的に人間に害を加えることは無いとされている。 |
陰魄 | 生前の怒りや憎しみ、恨みによって、自身のいびつな感情が抑えられなくなり、 生前の形すらとれなくなった霊のこと 基本的に人間にも危害を加えることがあるとされている。 |
仏滅 | 「陰魄」を退治すること |
赤口 | 「陰魄」になりかけている「陽魂」の「陰魄」部分を切り離すことで、 「陽魂」のまま成仏させること。 |
梵術 | 「空」、「風」、「火」、「水」、「地」の世を構成する五大の力を借り、自身の術に昇華させたもの。 術者により、得意とする力がある。 |
綺麗に完結している
打ち切り漫画と聞くとどうしても、消化不良で終わっているイメージがあると思います。
ですが、「みえるひと」は最終話近くで早足になってしまってはいたものの、区切りの良いタイミングで終わっているため、綺麗に完結しているのです。
また、最終巻では特別編として、一話分を追加してくれており、回収しきれていなかった伏線の一部分を描いてくれています。
みえるひと | ネットの反応は?
ネットでの反応を紹介していきます。
ネットの反応を紹介!
ネットの反応を紹介していきます。
「みえるひと」 好きでしたねぇ
みえるひと、何気に好きだったのよね
岩代先生いいですよね…
個人的にみえるひとがすごい好きでした!
忘れちゃいけない「みえるひと」。霊能バトルモノ。白髪、グラサン、飄々とした態度、と時代が違えばポスト五条悟に成れていたかもしれない。決め台詞の「梵(BOMB)」がお洒落で好き。
#ジャンプそんな漫画あったな選手権
— みずあめ🐈⬛@チャレ!1/13 (@mizuame_1925) January 9, 2025
今でも定期的に読みたくなる作品
ガクリンが本当に大大大大大大大好き🫶💕
みえるひと知ってる人がいたら握手したい🤝 pic.twitter.com/d0zIAslDzJ
執筆時に昔の漫画を掘り返すような企画がX(旧Twitter)で行われていたため、数多くの反応を確認することが出来ました。
正直なところ、打ち切り漫画であったこともあり、ネットの反応を探すのを諦めていました。
ですが、名作であれば昔の作品であっても、しっかりとファンがいるのだということを知ることが出来ました。
それにしても、反応を確認すればするほど人気であることから、連載当時の連載陣が強すぎたのだと思わされますね。
まとめ
今回は、漫画「みえるひと」について紹介してきました。
恐らく打ち切り漫画ではあるものの、最終話付近でセンターカラーを担当していたり、最終巻で特別編として+αで掲載されていたりしていました。
そのため、話のタイミングを見計らって、作者サイドから申し出ている可能性もあり得ます。
漫画の内容自体は霊とのバトルを描いた王道ファンタジーとなっており、設定が非常に作りこまれていました。
そのため、巻数以上のボリューム感を味わえると思いますので、是非とも手に取ってみてください。